最初に取り上げるのは「流れ」についてです、このGWロコポイントでは結構きつい流れが発生していました、3日なんかはパドルの連続、南西への強い流れで気が付いたらアウトへ・・・急いで戻る連続でした。サーフィンする海で流れは非常に重要なポイントです、上手く使えばまるでエスカレーターのようになるし、逆らうと地獄に落ちます。まずは簡単に説明を、風によっておこるうねりは距離によりその大きさを増幅しながら岸に向かってきます、そうしてリーフなりサンドなりで急激に浅くなった海底地形に当りブレイクを初めそのまま岸にたどり着いたパワーはピークの両サイドから再び沖へ向かって流れます、これが「離岸流」カレントってのですね。それとは別によくある地形なんだけど「ドン深」って岸のすぐ近くで急に深くなる地形などで発生する「潜底流」という海面の流れではなくて底に引きずり込まれるような恐ろしい流れもあります。また堤防などの人工的構造物がある場合もそれに沿って沖へ流れる場合も多いし、吹き付ける風によって流される場合もあります。しょせんサーファーは海に入ればほんの蟻以下の小さな存在、とても自然が起こす強い流れに逆らえるものではありません。流れに逆行しようとしても疲れ果てて動けなくなるのがおちですよ、あくまで上手く流れに合わすことが大切、沖への流れがあればそれに乗って沖まで運んでもらい、その流れから少しずつ斜めに横切る感じで離れること、逆も同じで流れには直接逆らわず斜めに横切る感じを大切に。もうひとつ流れから身を守るためには自分の置かれたポジションを確認し続けることだけど、これに関しては次回。
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