March 25, 2013

BIG WEDNESDAY

歳を取ると涙もろくなるとは聞いていたけどまったく酷いもんだ! 久々にBIG WEDNESDAYを見てたら各所で涙が止まらなくなってしまう、若いころに見ていた時には判らなかった事とか一杯見えるようになってきて余計に泣ける。個人的に一番だったのはジャックが入隊前に一人でサーフィンをするシーン、まるで理想的なサーフィンで特にボトムターンには痺れる、この頃のPTは光ってたもんなぁ、公開当時は既にショートボードの時代であまり評価されなかった映画なんだけど今となってはサーファー必見の名作になってと言える、若いサーファーにもぜひ見てもらいたい映画です。

BIG WEDNESDAY


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May 19, 2008

黒澤明と異国の崇拝者

黒澤作品とそのリメイク版(国産を除く)をきちんと放送して行けば、それはそれで若干の意味はあるし、受信料を取る以上、それくらいのことはすべきだとも思う。「荒野の七人」、「荒野の用心棒」、「スター・ウォーズ」、「ラストマン・スタンディング」(「用心棒」の再リメイク)と、ちょっと考えただけで、そんな題名が思いつく。監督でいえば、プロットを拝借して大もうけしたのがジョージ・ルーカス、黒澤明に心酔したあまり、人生を狂わせた(?)のがジョン・ミリアスだと思う。ジョン・ミリアスの人生には、なにか悲劇性がつきまとう。 人名辞典には、ジョン・ミリアスは1944年生まれ、とある。セントルイスの生まれで、一家はカリフォルニアに移住、ジョンは1958年、マリブ海岸でサーフィンに狂う。1962年の終り、波を求めてハワイへ行った時、映画館で黒澤明週間に出会う。日本映画の専門館があったらしい。 やがて南カリフォルニアの映画学科に入るが、当時のヨーロッパの若い監督はきらいで、ジョン・フォードやハワード・ホークスにつらなる大監督になろうと考えた。つまり、「男の映画」だ。黒澤映画への憧れは、これと直結する。 何本かのシナリオを書いてから、ミリアスは監督第一作の「デリンジャー」を作る。1973年作で、主役のデリンジャーがウォーレン・ウォーツ、彼を追う捜査官がベン・ジョンソンという玄人好みのギャング映画である。この映画の試写を見た時、ぼくはなぜか、ジョン・ミリアスが黒澤を崇拝していることを知っていた。デリンジャーが女と一緒に映画を観ている、という密告が入る。ベン・ジョンソンは趣味の悪いレストランで、密告者である女からその話を聞くのだが、ケバケバしいレストランで、二人はアイスキャンディーをなめている。なんとも不思議なこのシーンは、ぼくの直感では、黒澤の「野良犬」(1949年)の中の有名なシーンの「引用」である。淀橋署内でおこった発砲事件なので、淀橋署の名デカ長(志村喬)が警視庁にきて、拳銃を持っている男の名前を、千石規子から引き出そうとする。戦後すぐの警視庁は冷房がなく、とても暑い。志村は千石とともにアイスキャンディーをなめながら雑談をし、おどしたりすかしたりして、男の名前を吐かせる。「野良犬」を観た人なら忘れられないこのシーンを「引用」するジョン・ミリアスに僕は好意を持った。 彼はつづけて、明らかに黒澤映画を想わせる、「風とライオン」(1975年)や、東映任侠映画のような終り方をする「ビック・ウエンズディー」(1978年)を作った。その後のことは、あまり知らない。「地獄の黙示録」をはじめ、脚本家としてはトラブルの多い人だから、今のハリウッドでは生きづらいだろう。ゆうべ、なんという理由もなく、書庫から、「黒澤明語る」(聞き手=原田真人・福武書店)という古本を出してきて、眺めていたら、「ミリアスはだめだね。」という黒澤の発言に驚いた。いかに1991年の発言だとしても。つづけ、てこうある。「・・・・ミリアスだって今ここだから言うけれどもね。人はいいよ。だけれどもなんかこの前会ったときなんか、どうしたのか、おれは山本五十六の生まれ変わりだなんて言ったり、本(脚本?)を見たら目茶苦茶なんだよね。」 セントルイスの生まれで、山本五十六の生まれ変わりというのは、たしかに変だが、教訓はただ一つ。――――本当に尊敬する人には近づかぬこと。
小林信彦「本音を申せば」 週間文春より引用

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March 11, 2008

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BIG WEDNESDAY Fight

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BIG WEDNESDAY1978

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February 26, 2008

BIG WEDNESDAY

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1974年 春
ビックウエンズディー
風はどこから来るのか
それは神の息吹きか
雲は波が生むのか
大きなうねりは どこから来るのか
だが待ち続けた日が
遂に来た・・・・・・

あまりにも有名なナレーションで始まる最後のパートはまさに波乗りの最高の素晴らしさを見せつけてくれる。1977年11月ノースショアで撮影されたシーンは、ワイメア・サンセットを組み合わせたものと言われているが、当時としては破格の600万ドルを費やしたハリウッド映画のクライマックス!サンセットのシーンでは何と監督ジョン・ミリアス自身もテイクオフしてくる。また駐車場を歩くロペスに痺れたり、彼のスムースなライディングとプルアウトには惚々したもんだった。マットが最後に狙うセットの迫力はぜひもう一度映画館の大きなスクリーンで見たいものだ。公開から30年近く経っても未だに新鮮な感動を与えてくれるBIG WEDNESDAYこそまさにサーファーのバイブルなのだ。

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BIG WEDNESDAY

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1968年 冬
北のうねり
北のうねりは冷たく危険だ
真冬の風に吹きよせられる強い波
それは
飽きることのない眺めだった
時として風も波もしずまる
岩と澄みきった水
今は遠い過去だ
変わったのは
自然ではなくて  人間だ

このパートは今の季節と同じでせつない・・・ジャックが帰還してきたシーンは好きだけど他はどうも寂しすぎる、まあこの後へ続く序章としては良いのかもしれない。

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BIG WEDNESDAY

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ベアーの結婚式です、式が始まる前のマットとジャックが仲直りするシーンは印象的でした。結婚式ではワクサーが酔っ払ってた事くらいしか覚えてませんでしたが、実はこのシーンだけに登場するベアーの新婦さんがジョン・ミリアス監督の2番目の奥さんなんです、BIG WEDNESDAY撮影終了後に結婚式を挙げたんだそうで、こっちのほうが興味津々。

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