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February 18, 2014

メダルばっかじゃないよ

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先日行われたソチオリンピック クロスカントリー男子スプリント競技で、ロシア代表のアントン・ガファロフ選手がレース中に転倒。スキー板が折れてしまうハプニングが起こった。ガファロフ選手はそれでも立ち上がり 、何度も何度も前に進もうとするが、その度にスキー板の破損を悪化させ、終いには木っ端微塵となった・・・もはやどうすることも出来ない状況の中、一人のカナダコーチが1本のスキー板を持ってコース内に飛び出し、ロシア選手にスキー板を手渡し交換した。ガファロフ選手は競技を再開し、みんなとは大きく遅れたものの、無事にゴールすることができた。同じチームの選手ではなく、競技では敵チームとなるはずなのに、そのカナダコーチは迷わずスキー板を差し出したのだという。カナダコーチへのインタビューで「見ていることができなかった。ロシア代表のガファロフ選手に母国で恥をかかせたくない一心だった」と思いを語ったのだという。なんて暖かい話なんだろうと。が・・・話はこれで終わりではなかった。
実はこのカナダコーチは結婚をしています。このカナダコーチの妻は元アスリートでトリノ五輪のスキー距離女子団体スプリントのチーム員だったそう。その妻のチームメイトがトリノ五輪スキー距離女子団体スピリントの決勝戦でストックが折れてしまうというハプニングが起こったのだそうだ。メダルのかかっている決勝戦。そんな中起こったハプニングによってメダルは絶望的と思われたが、その中でまさかの事態が!なんと決勝戦に出ているノルウェーのコーチがコースに飛び出て、カナダチームに新しいストックを渡したのだという。これだで驚くのは早く・・・実はストックが折れていた時にカナダは4位まで後退し、メダルの届かない順位にいた。そして自分のチームのノルウェーはカナダよりも前におりメダル圏内だったそう。このまま放っておけば強いカナダは順位を落とし、自国のチームがメダルを獲得するという状況下でストックを手渡したのである。その結果、カナダチームは順位を上げ、銀メダルを獲得。反面、自国のノルウェーチームは4位となりメダルを逃すこととなった。メダルにこだわる人間ならば有り得ない行動で、その優しさを侮辱され続けるだろう。そんな中の勇気ある行動。が、しかしカナダ・ノルウェー両国で話題騒然となり、批判等をするのではなく、このコーチを讃えたのである。カナダからはこのコーチに7400個ものメープルシロップが送られ、ノルウェー国内でもコーチが支援するガン撲滅慈善団体に270万円もの寄付が行われた。このトリノ五輪の恩、優しさ、五輪マークの示す「他国との輪」という本当の意味の大会を行うために、ソチ五輪でカナダコーチは飛び込んだのだという。戦争などのくらいニュースが続く中、本当に暖かい話でスポーツマンシップにのっとった話である。

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